
「南伊豆パスポート」×「ジオツアー」で石廊崎を満喫してきた
みなさまお久しぶりです。企画課地方創生室の佐藤です。いつもと毛色の違うタイトルでおや?と思った方がいらっしゃるかもしれません。
それもそのはず、今回は移住やワーケーションの記事ではありません。本日の記事は「南伊豆パスポート」と「ジオツアー」のPR記事となっております。
南伊豆パスポート?
「南伊豆パスポート」という聞きなれない単語に「なにそれ?」と思った方も多いでしょう。
「南伊豆パスポート」とは簡単に言えばクーポン付きの南伊豆町ガイドブックです。
クーポン付きガイドブック「南伊豆パスポート」のご紹介です。
— 南伊豆町 (@Minamiizu_Town) May 7, 2021
本パスポートに掲載されている観光施設や飲食店等で掲示すると各種割引を受けられますので、散策や旅のお供にどうぞ!
町内の観光施設でお買い求めいただけます(定価500円)。詳細は地方創生室(0558-62-1121)まで! #南伊豆パスポート pic.twitter.com/l5xOroHIT5
定価は500円ですが、500円分以上のクーポンがついているので、南伊豆町を散策する予定のある人にとっては非常にお得なガイドブックです。
さて、本日はそんな南伊豆パスを携えて石廊崎オーシャンパークへ行ってきました。
石廊崎の大パノラマから海を眺めることはもちろん、南伊豆パスを掲示すれば割引が効くジオソフトを食べることが目的です。
その前に今回はジオガイドさんからガイドを受けながら石廊崎周辺を散策することにしました。
いざ石廊崎オーシャンパークへ
石廊崎オーシャンパークは2019年にオープンした新しい施設。南伊豆町随一の景勝地である伊豆半島の最南端石廊崎までは休憩棟から徒歩数分となっており、食事をとって休憩したり、お土産を購入することができます。
今回は石廊崎周辺をより楽しむことができるよう、ジオガイドさんに案内をしていただきました。石廊崎オーシャンパークには、ジオガイドさんが常駐しており、案内を受けることができます。(※有料、下URL参照)
本日担当していただいたのはジオガイドの池野さんです。この日は非常に良い天気。まずはじめに、伊豆半島がジオパークに登録された経緯について教えていただきました。
天気が良い日が続いています。
— ミナミ (@Ym4Rb6LbwuGEx4W) May 18, 2021
本日は石廊崎を訪れ、ジオガイドさんに近隣の案内をしてもらっています。 pic.twitter.com/M9jbxujs6b
ガイドをお願いすると、ジオガイドさんの付き添いのもと、通常は立ち入ることのできないエリアに入ることができます。さっそく「立ち入り禁止」の看板が。立ち入り禁止と書いてあるとつい入ってみたくなるのは私だけでしょうか・・。
日和山へ
まず最初に「日和山」と呼ばれる場所を目指します。オーシャンパークからは歩いて10分もかからないくらい。
山道を進んで行きます。
— ミナミ (@Ym4Rb6LbwuGEx4W) May 18, 2021
途中、南伊豆町の町の木に指定されているウバメガシが。 pic.twitter.com/uM4w85ljno
道中、ガイドさんから生い茂っている植物の説明を聞くことができました。
途中生えていた大きな木は町を象徴する木であるウバメガシ(3枚目の写真)。
ウバメガシは静岡県の天然記念物としても登録されており、いわゆる備長炭の原料になります。昔は町内にも炭焼きを生業にする人がたくさんいたそうです。
生い茂っている植物一つ一つにも名前があることを知ると、何気ない風景にも親しみを感じるようになります。
しばらく歩くと日和山に到着。
最初の目的地日和山からの景色。
— ミナミ (@Ym4Rb6LbwuGEx4W) May 18, 2021
岩にはところどころ穴が空いています。 pic.twitter.com/0Vs2V3TX0H
風待ち港のあった南伊豆では、船乗りが船を出す際に日和(天候)を予測するためにこの日和山を利用したそうです。
石廊崎の沖は古くから交通の難所であったといいます。昔の船乗りはこの場所から日和を見て、出航の判断をしたのでしょう。
日和山はとても見晴らしがよく、風の強さ、天候が遠くまで良く見えます。
奥に見えるのは蓑掛岩。切り立った崖は波の浸食でところどころ穴が空いてゴツゴツとしています。
猪の鼻
日和山を下りた後、いったんオーシャンパークに戻り、石廊崎に向かいます、再度普段は入ることのできない立ち入り禁止エリアへ向かいました。
次訪れたのは猪の鼻です。
— ミナミ (@Ym4Rb6LbwuGEx4W) May 18, 2021
溶岩流が冷えて固まった場所。
ゴツゴツしています。 pic.twitter.com/pdDUNiRTWL
しばらく歩くと海に開けた場所に出ます。この場所は猪の鼻と呼ばれる場所です。
黒っぽい一面の岩石は溶岩流が海底に噴出して固まったもの。落ちている石ころを拾ってみましたが、軽石のような感触がしました。
この日は天気が良く、遠くまでが見渡すことができました。天気が良ければ、三宅島や伊豆諸島が見えることがあるといいます。
伊豆半島の最南端石廊崎
そして・・・
伊豆半島の最南端石廊崎です!
— ミナミ (@Ym4Rb6LbwuGEx4W) May 18, 2021
岸壁に波が打ち寄せ迫力満点です。 pic.twitter.com/a8huAuUoO1
ここが伊豆半島の最南端石廊崎です。眼前に広がるのは太平洋。
風がかなり強く、岩に白い波が打ちつける光景にはかなり迫力があります。見ているだけで吸い込まれそうです。雨風が強い日には立っているだけでも恐怖を感じるはずです。
写真だけでは伝わりにくいと思うので、ぜひ実際に訪れてみてほしい場所です。
岩と岩の隙間には海上安全や商売繁盛の神として名高い石室神社が見えます。
それではジオソフトをいただきます
さて、行程をすべて終えて、オーシャンパークに戻ってきました。
歩いた後はお待ちかねのジオソフト!!通常380円のところ、なんと南伊豆パスの掲示で280円!!
歩いた後には石廊崎オーシャンパークに戻ってジオソフトをいただきます!
— ミナミ (@Ym4Rb6LbwuGEx4W) May 18, 2021
塩のかけすぎ注意!
南伊豆パスポートを掲示すれば100円引きです。 pic.twitter.com/pTecIGyAep
ジオソフトはアクセントとして伊豆産の塩をかけていただきます。塩を少しかけ過ぎてしょっぱくなってしまったので分量にはくれぐれも注意してくださいね。
気持ちよく歩いてカロリーを消費した後にジオソフトを食べると、摂取カロリー的には運動前よりむしろプラスになってしまいますが、歩いた後に食べるソフトクリームはまた特別ですね。
ソフトクリームを食べながらジオガイドの池野さんとおしゃべりをしました。町民でもあるガイドさんとの交流がジオツアーの魅力かもしれません。
ジオガイドのみなさんはジオツアーをより良いものにしたいと日々試行錯誤をされています。良いアイデアがあれば常に募集しているとのことです。
道中見かけた植物の一つ一つにも名前があったように、南伊豆町の何気ない風景にも歴史や由来があります。ジオガイドさんに案内をしてもらうことでよりいっそう南伊豆町散策を楽しむことができるのではないでしょうか。
今回ふらっと立ち寄った石廊崎オーシャンパークですが、ジオガイドさんに案内してもらい、ソフトクリームを食べ大満足でした。
今年度より町民のオーシャンパーク駐車場利用が無料になったとのことです。南伊豆パスポートを片手に、町民の皆さまも久しぶりに石廊崎に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
なお、南伊豆パスポートは町内の各観光施設のほか、南伊豆町役場2階企画課地方創生室でお買い求めいただけます。お散歩のおともにぜひ。
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南伊豆町企画課地方創生室
電話 0558-62-1121
メール sousei@town.minamiizu.shizuoka.jp
南伊豆パスポート販売設置施設一覧は以下リンク先にございます
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