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南伊豆のパワフルな女性達が集う?女論の会さんの活動に参加してきた

はじめに

こんにちは。企画課地方創生室の佐藤です。
今回は南伊豆町で活動をする町民団体を紹介する記事となっています。

南伊豆町にはボランティアや地域貢献、趣味の活動を行っている町民の有志団体がいくつか存在します。

今回ご紹介するのはそのうちの一つ「女論の会(めろんのかい)」さんです。

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何やらおいしそうな名前ですね。女性が論じると書いて「めろん」と読みます。南伊豆町の特産品である温泉メロンと名前をかけているそうですが、女性たちが議論を行うというようなお堅い集まりではなく、町内でイベントがあった際のボランティアや、清掃などの地域貢献を行うというのが主な活動内容だそうです。(論じるよりもおしゃべりをしていることのほうが多いらしい)

現在のメンバーは町内のお母さん方9人。メンバーのそれぞれが仕事やほかの団体の活動を掛け持ちしながらも、その合間を縫って精力的に活動に励まれています。(南伊豆町の女性たちはパワフル!)
伊豆新聞や静岡新聞に活動が紹介されていることも多いので、すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

そんな「女論の会」さんが、南伊豆町を訪れている杉並区の小学生のためにクラフト体験講師をしてくださるということで、わたしも見学をしてきました。

南伊豆町と杉並区

ここで少しだけ南伊豆町と杉並区の関係についても触れておきます。
南伊豆町と杉並区の交流は、昭和49年に杉並区に住む虚弱体質児童の療養のために「南伊豆養護学園(のちに南伊豆健康学園)」が設置されたことに端を発し、現在でも交流関係が続いています。
新型コロナウイルスの感染拡大のため去年こそ中止になってしまいましたが、杉並区の「移動教室」を通じて毎年3,000人近くの小学生が町を訪れます!よく考えるとものすごい数です。

https://www.city.suginami.tokyo.jp/suginamishoukai/tsudou/kouryu/1005489.html

ちょうどこの日も杉並区の子どもたちが移動教室で町を訪れ、湊地区の弓ヶ浜クラブに宿泊していました。小学校から女論の会さんにクラフト体験をしたいという依頼が来たそうで、今日の時間が設けられる運びとなりました。

フォトフレームを作ろう!

毎年作るものは違いますが、今年は貝殻などの飾りを使って「フォトフレーム」を作ります。体験メニューは毎年女論の会さんで考えてくださっています。活動は会場の設営から始まります。


材料として使用する貝殻やきれいなシーグラス(※)は女論の会のみなさんが近隣の浜辺から拾ってきてくださったものです。子どもたちは貝殻などの材料を自分の好きなようにフォトフレームに貼り付けます。

※海岸に落ちているきれいな色をしたガラス片。割れたビンなどが波に揉まれ角が取れて丸くなったもの。

設営を終えると子どもたちが続々と入ってきました。早速活動開始です!

杉並区が海に面していないということもあって、「さざえ」や「あわび」「とこぶし」を知らない、聞いたことがないという子も多いそう。

「これは何という名前の貝ですか?」と質問する子どもの姿も。女論の会のお母さん方の中には、貝殻博士がいるらしく・・・。

磯観察のときに子どもたちが浜で拾ってきた貝殻もフォトフレームづくりの材料として使います。

「貝の中にヤドカリが入っていた!どうしよう!」とあたふたする子どもがいました。

完成品を一部紹介します。左隅の貝殻がいい感じの作品です。

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鮮やかな色どりの作品です。

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全員分を並べるとこんな感じです。

しばらく乾かした後、杉並に持って帰ってもらいます!


おわりに

短い時間ではありましたが、子どもたちは談笑をしながら、楽しく活動をしていました。(この日は日程の終盤ということもあって少しお疲れだったかも?)

新型コロナウイルスの影響で外出ができなかった分、南伊豆町の豊かな自然の中で生活をした経験は、貴重なものになったのではないでしょうか。

毎年実施されている移動教室ですが、裏側では南伊豆町側も、杉並区側も、たくさんの人がお互いに関わりあいながら成り立っている事業であることが分かります。

今回はそんな移動教室を陰で支えてくださっている「女論の会」さんの活動にスポットライトを当ててみました。突然のお願いにも関わらず快く取材にに応じてくださった女論の会の皆様、代表の清水さん、どうもありがとうございます!