「定年を機に南伊豆町で田舎暮らし」移住者インタビュー #1 阿部正己さん
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「定年を機に南伊豆町で田舎暮らし」移住者インタビュー #1 阿部正己さん

はじめに

今回から南伊豆町に移住をされた移住者へのインタビュー記事を掲載します。

第一回目にご紹介するのは神奈川県横浜市から南伊豆町へ移住、NPO法人伊豆未来塾でも活動されている阿部正己さんです。南伊豆に移住をして5年、本町の移住関係の冊子には必ずといっていいほど登場してくださる阿部さん。移住に関心を持っている方の参考になればということで、今回もインタビューを快諾していただきました。

移住をするまで


Q:はじめに南伊豆町への移住の経緯について教えてください。


阿部さん:

私はもともと神奈川県横浜市に住んでおり、長らく都市部で会社員生活を送ってきました。定年が近づきそろそろ自分の好きなように暮らしてみたいという思いから、地方への移住を検討。定年退職をする2~3年くらい前から東京有楽町のふるさと回帰支援センターを利用して情報収集をしていました。

最初は海と温泉があることを条件として、妻の実家である四国に近い淡路島への移住を考えていましたが、妻が別に四国に近くなくてもいいと言うので①横浜からでも行き来ができること ②海と温泉があることを条件に移住先を探して伊豆半島が候補にあがりました。

南伊豆町については正直何も知りませんでしたが、伊豆半島の先であるという点に惹かれ南伊豆町に候補を絞りました。


Q:移住先を南伊豆町に絞った後、どのように情報収集をしましたか?

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阿部さん:

主にインターネットを使って情報収集をしました。とはいえ、実際に現地を見てみなければ何もわからないだろうということで町が行っていた現地見学会で2回、プライベートで1回町を訪れて実際に現地に住む人と交流をしました。

今所属しているNPO法人伊豆未来塾の石川理事長にもその時に会い、NPOで活動をしたいという話をしました。素性がわからない状態でしたので、当然のことながらすぐには回答を得られませんでしたが(笑)

最初のころは古民家やログハウスに住みたいと思っていましたが、実際のところ虫が出るし、冬は寒いです。そういった住居はお手入れが大変だということも現地へ行って知りました。


Q:そのほか移住に備えて何か準備したことはありますか?

阿部さん:

なぜ移住をしたいか、どこへ移住したいか、移住したら何をしたいかを紙に書きだしてはっきりさせるよう心掛けました。そうやって自分の考えを整理し、理論武装をしてから家族にも説明をしていきましたよ(笑)

そうすることで家族からの承認も得やすくなると思いますし、自分にとっても移住の目的が明確になってよかったです。

私はその時に、釣りやシーカヤックといった南伊豆町でしかできない趣味を始めてみるということ、どうせ移住をするなら「地域貢献」をしたいということを決めました。


Q:現地見学後、移住をしようと決意した決め手は何だったのでしょうか。

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阿部さん:

やはり、今後の生活場所を決めるということなので随分と悩みました。最後に背中を押してくれたのは町の「お試し移住制度」です。

お試し移住制度とは突然の移住だとハードルが高いので、お試しで移住生活を体験してみませんかという制度です。南伊豆町のお試し移住は最長5年まで利用することができ、私はこの制度を利用して5年目。いつの間にか年限になってしまいました。

1年目にお試し移住を利用した際には、町が管理する物件を利用したので、住居の契約面でも滞りなくスムーズにいきました。お試し移住制度を利用することで移住への心理的なハードルが下がったことは確かです。試しに町に住んでみて自分に合うなら住み続ければいいし、合わなければ帰ったっていい。良い制度だと思います。

◆お試し移住制度について https://minamiizuijyu.jp/trial/index.html


移住してから


阿部さん:

当初思い描いていた「地域貢献」という面では、NPO法人「伊豆未来塾」の活動に参加しています。私は中でも移住希望者を案内する現地案内業務など移住事業の運営・企画に携わっています。

私は退職をしてからも、何か仕事のようなものを持って生活にメリハリを付けたいなと思っていました。NPOの活動をすることで人間関係も広がりましたし、やはり誰かから頼りにされると嬉しいものです。現地案内は非常に好評で年間30~40組、毎週1回くらいの頻度で利用があります。

◆NPO法人伊豆未来塾 https://www.facebook.com/npo.miraijyuku/


「趣味」の面でいうと、はじめにやろうと思っていたことは一通りすべて経験しました。その中で今も続いているのは菜園で野菜を育てることです。吉祥というエリアには町営の体験農園があります。

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◆吉祥体験農園 https://www.town.minamiizu.shizuoka.jp/docs/2013031300597/

土いじりは初めての経験で畑に生えた草が雑草なのか野菜の芽なのかもわからないところからのスタートでした。

はじめに入門書を読み込んで10品目くらいの野菜を育てました。最初は足繁く雑草取りに通っていましたが、そのうちそこまで気を張らなくても野菜は畑が育ててくれることに気が付きました。

サラリーマン時代は数字が成果の指標でしたが、今では採れた野菜が成果の指標です。


Q:阿部さんはNPOでの活動を通じて人間関係を広げたとのことですが、移住者が住民や他の移住者と関わる機会はありますか?

阿部さん:

所属コミュニティをどう作るかというのは移住生活を送るうえにおいて大切なことです。今年度は新型コロナウイルスの影響拡大で中止となってしまいましたが、移住者同士の交流会は年に数回行われます。やはり自分から積極的に入っていくという姿勢が大事ですね。

町内には趣味のサークルがあるので、そういったものに参加するのもよいでしょう。私の知っている移住者だと、町内のコーラス部や料理のサークルに参加したり、シルバー人材センターに所属して町のコミュニティの中に入っていったという人がいます。


南伊豆町に住んでみて

Q:南伊豆町の中でお気に入りの場所があれば教えてください。

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阿部さん:

お気に入りの場所はあいあい岬ですね。海岸付近は火山の影響が色濃く出ている場所です。伊豆半島は半島自体がフィリピン海プレートに乗っているそうですよ。その場所の歴史やストーリーを知ることでより風景を楽しめますね。南伊豆町では海上から朝日も夕陽も見ることができるんですよ。

Q:不便だと思うことはありますか?

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阿部さん:

私はお酒を飲むことが好きです。不満といえば友人が遊びに来た時などに飲みに行く場所が少ないことくらいでしょうか。車に乗って居酒屋に行くわけにもいかないので、どうしても家飲みが中心になります。おかげで健康診断の数値が改善したり、出費が減るという恩恵もありますが。

私の場合決して便利ではない場所だと理解したうえで移住をしてきていますので、不満といえばその程度です。

今のところ健康面では問題がないのですが、持病がある人にとっては医療機関の少なさが移住のハードルかもしれません。横浜市に住む妻からは「病気をしたら帰ってきなさい」と言われていますね。


おわりに


Q:今後の予定や計画があれば教えてください。

お試し移住期間が終わった後も、健康である限り南伊豆町で生活をしていくつもりです。NPOの活動も苦ではなく、むしろ楽しめています。今後はNPOの活動を軸にもう1つくらい関心のあることを作って生活をしたいですね。

最後に移住者に一言お願いします。

繰り返しになりますが、移住を考える上で是非やってほしいのは、移住の目的を「自覚(見える化)」するということです。その上で、移住地についての情報を集めて、ぜひ現地を訪れてみてください。その時に声をかけていただければ私たちが町内を案内しますので。

最後に、せっかくなのでご紹介を。この記事を読んだ方の中で、移住に関心を持った方がいればぜひ下記のfacebookページを覗いてみてください。現地案内の様子や素敵な移住者の皆さんの紹介をしています。

https://www.facebook.com/pg/minamiizu.iju/posts/



◆移住に関心を持っている方はこちら◆

静岡県南伊豆町・移住ポータルサイトhttps://minamiizuijyu.jp/index.html



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